top of page
Toshi FutamataToshi Futamata

Toshi Futamata

管理者
その他

プロフィール

登録日: 2023年3月17日

プロフィール

Toshi Futamata is a senior researcher and recognized authority on Standard Essential Patents (SEPs) and licensing negotiations. With over a decade of experience, he specializes in strategic SEP management and practical training in IP negotiations, equipping professionals with essential skills to navigate the global IP landscape. Since 2013, he has chaired the SEP Expert Group (Japan) and contributed significantly to academic and professional training. He served as a Senior Visiting Researcher at the University of Tokyo’s Institute for Future Initiatives (2013–2025), and as a Tutor for the university’s Strategic Task Force Leader Training Course (2014–2024). He has also been a Visiting Researcher at the Mitsubishi Research Institute since 2014.

記事 (222)

2026年10月13日 ∙ 12 分
5G SEPレポートはどう作られ、どう使われるべきか(Part 2) Reading 5G SEP Reports​-- How They Should Be Made, and How They Should Be Used
October 13, 2026 by Toshi Futamata はじめに PART1では、5G SEPの分布を公表している7機関のレポートを同じ項目で並べ、評価を加えずに整理しました。見えてきたのは、同じ「5G SEP」という言葉の下で、何を数えるか、必須性をどう判定するかが機関ごとに大きく異なり、その結果として順位もシェアも大きく変わるという事実です。 本稿は、この比較を踏まえた筆者の意見です。言いたいことは三つあります。 1.調査会社は、まず身を正し、調査手法を開示すべきである。 2.SEPはグローバルなゲームである。調査会社は英語でも発表して外部の精査を受け、使う側もグローバルな物差しで数値を評価すべきである。日本の調査であっても例外ではない。 3.使う側は、レポートの最後の1行、つまり順位とシェアだけを抜き出して使うべきではない。まず、その調査会社が手順を守っているかを、最低限確かめるべきである。 なぜ、ここまで細かく言うのか。データという事実に対して真摯な姿勢を貫かなければ、その上に積み上げる判断はすべて曖昧なものになるからです。引用するデータが確かなものでなけれ...

48
0
2026年10月9日 ∙ 9 分
5G SEPレポートはどう作られているか(Part 1) Reading 5G SEP Reports
――主要調査会社への質問票の回答から October 9, 2026 by Toshi Futamata はじめに SEPの世界では、技術分野ごとに、SEPがどのように分布し、誰が市場をリードしているかを示すレポートが数多く公表されています。セルラー、Wi-Fi、映像コーデック、IoTなど対象はさまざまで、その数値は報道、政策資料、ライセンス交渉の場で引用され、重要な役割を果たしています。 しかし、こうしたレポートが何を数え、どのような方法で結論を導いているのかは、利用する側から見えにくいのが実情です。すべての技術分野を比較することはできません。本稿では、複数の会社が継続的にレポートを発表しているセルラー技術の5Gを取り上げ、比較を行うことにしました。世界の主要な調査会社に、同じ質問項目でアンケート調査を行いました。幸い、ほとんどの会社から直接回答を得ることができました。 それぞれの技術分野で、どの企業が重要な役割を果たしているかを知ることは重要で、そうした順位はよく引用されます。そこでアンケートには5Gランキングの質問も含めました。ただし、それはあくまで付随的な情報です。本来の...

74
0
2026年10月6日 ∙ 9 分
「日経記事_英国判例」にまつわる二つの誤解を解く  Nikkei Article Two Misreadings of the UK Ruling
October 6, 2026 by Toshi Futamata 日経記事の紹介 日本経済新聞は2026年10月4日の電子版および10月5日付朝刊で、コネクテッドカー向けSEPのライセンス料を扱う記事を掲載した(つながる車の特許使用料は高すぎるか)。紙面の見出しは「特許使用料は高すぎるか」、袖見出しは「つながる車、テスラ訴えに英裁判所が判断へ」である。 要旨は次のとおり。アバンシは5GのSEPをライセンスするプラットフォームを運営し、90社以上の特許権者が参加する。ライセンス料は1台あたり32ドル(一回のみのロイヤルティであり、毎年継続するものではない)。テスラは、アバンシの使用料が高すぎるとして適正な使用料の認定を求め、2023年に英国で提訴した。被告はアバンシと、ライセンス業務を委託している権利者のインターデジタルである。7月の英最高裁判決は裁判管轄をめぐる争いに対するものであり、二審まではアバンシ側が勝訴していたが、最高裁は一転して審理を差し戻した。記事はこれを「今後、特許裁判所が実際のFRAND料率を認定する見込みだ」と記す。続けて、日本の自動車メーカーの談話、松永章吾...

77
0
今年も年一回のグローバルSEPワークショップが、日本弁理士会との共催で実施されました

© SEP Research Group in Japan created with Wix.com

bottom of page