中国の6Gの動向 Update of &G development in China
- toshifutamata0
- 2024年1月29日
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次の技術激戦区である6Gの分野で着々と準備を進める中国の動向につき、現地からのニュースをJETRO香港(島田部長)からご教示いただいたので情報共有する。出典はすべて現地記事である。
6G の発展に指針2 つの白書が重慶で発表(12 月5 日)
出典:中国科学技術網
(記事全文)
12 月5 日、2023 年世界6G 発展大会が重慶両江新区明月湖で開催された。大会では「6G ネットワークアーキテクチャの展望」と「6G 無線システムの設計原則および典型的特徴」の2 つの白書が発表され、業界のコンセンサスを得た6G の全体アーキテクチャの構築推進のための指針を示した。同大会は中国IMT-2030(6G)推進グループ、中国通信学会、重慶両江新区管理委員会が共同で主催したものである。「6G ネットワークアーキテクチャの展望」は6G の発展の駆動力の観点から出発して、6G ネットワークアーキテクチャの設計原則とネットワーク機能を打ち出し、6G ネットワークシステムのフレームワークとネットワーキングアーキテクチャを研究、模索している。「6G 無線システムの設計原則と典型的特徴」は6G の配備シナリオとネットワーキングシナリオのニーズを踏まえ、6G 無線システムの機能の特徴、アーキテクチャの特徴、運用の特徴を研究して生成し、6G 無線システムの全体アーキテクチャと設計原則を提示した。
中国が6G 技術の研究開発と革新の推進加速へ(12 月7 日)
出典:中国科学報
(記事全文)
新華社記者が12 月5 日に工業情報化部に行った取材によると、工業情報化部は新型無線や新型ネットワークなどの基幹技術の研究開発を深く推進し、業界におけるハイエンド素子や基本ソフトウェアなどの弱点の補完の加速を促進し、6G 技術の研究開発と革新を加速度的に推進する。工業情報化部の張雲明副部長が語ったところによれば、同部は各方面とともに6G のビジョンやニーズの研究、技術の研究開発、国際協力などのさまざまな活動を系統的に推進し、IMT-2030(6G)推進グループの設立を指導し、6GHz 帯を5G/6G の使用に割り当てることを明確にし、6G の革新的発展に向けて政策の面から後押しする。
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