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(日)5G-SEPレポート(サイバー創研)公表 5G SEP report(CyberSoken) announced

日本のデータ調査会社サイバー創研が3GPPの5Gに関する調査報告書(第5版)を5月19日にプレス発表(概要のみ)したので紹介する。日本語版のみ。


同社は5G-SEP推定保有数、5G-SEP宣言特許、5G実現特許、5G標準化寄書の4種の調査・分析を行っている。同発表によれば5GもRel-18に入り、「4Gでも規格があったProSe(近接サービス)の5Gとしての規格化や、メタバースで注目を集めている技術としてXR(クロス・リアリティ)の規格化、AIML(人工知能/機械学習)を用いた無線通信の高度化に向けた規格化、など、サービスやアーキテクチャなどを対象とした標準化寄書提案が始まっています。」など各社の5G関連技術における技術上の取り組みや傾向・動向につき有用な情報を提供している。


しかし、各社のSEPポートフォリオの強さ比較について同レポートは第4版同社独自の手法で各社のSEPポートフォリオの強さの比較を行っているので利用の仕方には注意がいるだろう。たとえば「5G-SEP推定保有数」比較を行っているが、3GPPが5G規格と定めた規格に宣言した各社の登録特許から10%以上をサンプル抽出し、宣言規格の仕様と特許の請求項を比較評価し、5G-SEP宣言特許の規格整合率を決め、各社の実際の宣言数にその整合率をかけたものを各社の推定保有数としているのでそのフィルターの検証の必要性は残るであろう。また、「5G-SEP推定保有数」に加えて、「5G実現特許」という範疇での5G-SEPの範疇をこえる特許群における比較も行っている。これ自体は意欲的な取り組みではあるが、その範疇を超えた特許群の範囲の捉え方について異なる見解を持つ専門家もあるだろう。

いずれにせよ5Gに関する日本語での報告書としては技術動向情報については有用なデータを提供しているので、その作成手法の特殊性を理解した上で活用するのは妥当であろう。


 
 
 

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