METI 「マルチコンポーネント製品に係る標準必須特許のフェアバリューの算定に関する考え方 」報告書 2020-05-01
- 二又 俊文
- 2020年5月1日
- 読了時間: 1分
更新日:2022年7月2日
”Guide to Fair Value Calculation of Standard Essential Patents for Multi-Component Products” English text is available at https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/mono/smart_mono/sep/200421sep_fairvalue_hp_eng.pdf It was published as a guide of METI(Manufacturing Industry Bureau) however, it has neither detailed report, nor following up of any legislative instructions from METI/JPO. It requires further news from METI.
同報告書はでは経済産業省において行われた昨年度実施された研究会での議論を参考に、経済産業省製造産業局が独自に「マルチコンポーネント製品に係る標準必須特許のフェアバリューの算定に関する三原則を提示した。「ガイド」として出されたが、正式な報告書も未発表で、どのような性格のものか疑問の声も多く聞かれる。特に三原則は利害関係の多様な業界関係者に今後議論をひき起こすと思われる。当該部分のレポート(考え方)は
原則1 ライセンス契約の主体の決定は「License to All」の考え方による
原則2 ロイヤルティは、「トップダウン」アプローチにより算定する
原則3 ロイヤルティは、SEPの技術を実施する主たる製品の価値のうち、当 該 SEP の技術が貢献している部分(寄与率)に基づいて算定する
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