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Samsung v. Ericsson中国ASI訴訟(続報)Wuhan ASI 20210128

昨年12月25日中国武漢中級人民法院の判決文が公開されている(中文のみ)。thttps://chinaipr2.files.wordpress.com/2021/01/samsung-v-ericsson-wuhan-court-decision_december-25-2020.pdf

サムスンの申し立てていた米国における訴訟差止命令(Anti Suit Injunction, ASI)が武漢で認めれた事案である。中国では先のXiaomi v. InterDigital同様にASIが認められるケースがつづき、中国の司法主権の強まりを示すものである。武漢での今回の判例はこれからの訴訟戦略に大きな影響を与えるもので、実施者側の戦略として、先に中国で提訴してそのあとの不利な外国判例の執行を止める効果を期待する動きも出るかもしれない。従来は中国企業の防御策として存在したが、今回外国企業であるサムスンが採用したことで、外国企業も取りうる戦略となった。国際司法管轄権に新たな不安定要素が生まれてきた。

なお本事案の時間軸を整理した表を添付する。




(Photo:WIX)

 
 
 

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