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<イベント>早稲田大学RCLIPのSEPセミナーの案内 SEP Seminar by Waseda Univ. RCLIP

更新日:4 日前

By Toshifumi Futamata on Oct.30



早稲田大学知的財産法制研究所(RCLIP)が、ミュンヘン地裁のオリバー・シェーン判事を招いて、ドイツの裁判所、特にミュンヘン裁判所が、標準必須特許(SEP)および関連するFRAND問題の分野で、特許紛争の国際化にどのように対応しているか等について解説するセミナーを開催する。そのイベント情報を共有させていただく。


日時:2025年11月27日(木)17時00分~18時45分(予定)

場所:早稲田大学3号館602教室


RCLIPイブニングセミナー[ミュンヘン特許侵害訴訟]

日時:2025年11月27日(木)17時00分~18時45分場所:早稲田大学3号館602教室言語:日本語・英語(逐次通訳)


RCLIPでは、ドイツのミュンヘン地方裁判所の特許部の一つで部長判事を務めるオリバー・シェーン博士を講師に迎え、イブニングレクチャーを開催します。

近年、ミュンヘン地方裁判所は、事件数および注目度の点で他の有名なドイツの裁判所を上回り、ドイツの、さらにはヨーロッパの、特許侵害訴訟の主要審理地となっています。シェーン判事は、そのようなミュンヘン地裁の特許部の一つの部長判事として、現在の実務を形成する多くの審理に直接関与されてきました。


本講演では、ドイツの裁判所、特にミュンヘンの裁判所の特許部が、標準必須特許(SEP)および関連するFRAND問題の分野で、特許紛争の国際化にどのように対応しているか等について解説します。具体的には、仮処分、Anti-anti-suit injunctions(AASI)、Anti-interim-license injunctions(AILI)、国境を越えた権利行使、国内外の訴訟手続の相互作用などに関する、最近の手続的改革や裁判例について論じます。それらは、ミュンヘンの裁判所が急速に変化する国際的な特許訴訟の動向にどう適応するかを示すものとして、ヨーロッパおよび世界の実務家の間で大きな注目を集めているものです。

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Photo: Unsplash Gang Hao


本講演は、現代ヨーロッパにおける特許権のエンフォースメントをめぐる実務的・理論的課題についての貴重な洞察を提供し、研究者、裁判官、実務家、学生の皆様にとって大いに関心のある内容となると思われます。

 
 
 

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