ドイツ最近の４つの判決（整理） Summary of the latest German SEP decision. 2020-12-08

(SEP研究会スピーカーVJP法律事務所提供情報）

１）Düsseldorf地裁, 26 November 2020, Case No. 4c O 17/19 –– Nokia v Daimler

本件は既報の通り、CJEUに付託された。

２）Mannheim地裁, 21 August 2020, Case No. 2 O 136/18 –– IP Bridge v. N.A.(不詳）

実施者側のFRAND Defenseを認め、訴えを棄却。理由:IP Bridgeの採用したTop-down方式とASP(Average sales price)から算出したFRANDレートが認められなかった。CJEUでの結果により、動く可能性。

３）Mannheim地裁, 18 August 2020, Case No. 2 O 34/19 –– Nokia v Daimler

マンハイム地裁はダイムラーがUnwilling licenseeとして、ノキアに差止を認める。

４）Munich I地裁, 10 September 2020, Case No. 7 O 8818/19 –– Sharp v Daimler

ミュンヘン地裁はダイムラーがUnwilling licenseeとして、シャープに差止を認める。

くわしくはVJP法律事務所ニュースレター参照ください

http://edm.vjp.com.sg/DE%20Litigation%203/2020/

Photo: Source WIX.