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(中) 特許の価値を数値化する中国発標準化 China proposed standards for IP valuation

中国の意欲的試みの一つに特許の価値を数値化しようとする動きがある。中国はこれを国家標準として運用すべく意見募集をおこなっている。この試みが軌道に乗れば将来は国際標準への途を狙っているのだろう。今回の興味深い国家標準化の動きについてJETRO香港の松本氏が執筆されているので紹介する。


JETRO香港中国創新IP情報(8月16日付)より引用

中国、特許の価値評価を国家標準化


「2022 年 7 月、中国の国家市場監督管理総局及び国家標準化管理委員会が運営する ウェブ・プラットフォーム「全国標準信息公共服務平台」に、「専利評価手引(专利 评估指引)」国家標準の意見募集稿が掲載された。専利2の価値評価に関する中国初 の国家標準として、政策文書でも触れられているものである。本稿では、この背景及 び概要について紹介する。」(中略)


「特許(専利)をはじめとする知財の価値評価は日本含め世界で何十年も前から取 り組まれてきたが、なかなか正解にたどり着かない難題である。特に定量的に評価 を行うとする場合、その価値を算出する立場やどの時点の価値に期待するかなどで その数値は大きく変わりうるものであり、同じ知財(権)であっても一義的な価値 を定めることは難しい、ということは一定のコンセンサスがあるであろう。 一方で、中国では政策的に進められる知財金融や特許の事業化推進政策に加え、 専利法改正に伴う専利開放許諾制度(中国版ライセンス・オブ・ライト)が導入さ れ、特に特許について実際の場面での価値評価ニーズが増加し、政策的後押しもあ り価値評価を行う民間サービスが成長していると聞く。この国家標準は上記のコン センサスに基づいて複数のシナリオを想定した基本的な考慮要素を参考情報とし て提供するものとして、そして、これまでのような単なる行政機関のガイドライン ではなく、国家標準として権威付けされた形で、知財価値評価サービスの水準を一 定以上に保とうとする意図がうかがえる。」



 
 
 

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