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内閣府知財戦略本部 構想委員会でSEP議論 Cabinet IP committee discussed SEP issue on Mar.29

更新日:2021年4月1日

3月29日 第5回構想委員会において、SEPを巡る紛争解決について議論が行われた http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/tyousakai/kousou/2021/dai5/gijisidai.html

(各プレゼンも上記のリンクより公開)

知財事務局説明のあと、4名の有識者のプレゼンが行われ、その後委員のコメントがだされた。SEPに関する議論となったが、先日報じた経済産業省の「標準必須特許のライセンスを巡る取引環境の在り方に関する研究会」とは関連はない。

  1. 川添氏 B5Gに向けた研究開発戦略〜IOWN構想について

  2. 設樂氏 標準必須特許裁判の国際的潮流 ---LICENSE to ALLについて

  3. 徳田氏 産業構造の変化に対応した 特許ロイヤルティの在り方

  4. 別所氏 SEPに関する論点

それぞれの立場からSEPをめぐる紛争解決に関する課題指摘と提案などが行われた。


(視聴しての感想)この構想委員会は本来我が国の国家戦略を俯瞰する構想を議論する場であるが、今回はSEP判例の諸論点(License to All, Non Discriminatoryなど)や車業界における訴訟リスクなど実務トークが中心となったのは意外だった。また、SEP判例は主要国で多岐に渡り、特にこの二、三年の進化は目覚ましいが、一部有識者からのプレゼンの中には近年の重要判例等に関する事実誤認が散見され、広範なSEP判例などを正確に理解することの難しさが見えた。

 
 
 

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