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北京高級人民法院の「SEP訴訟における法的問題と対策に関する2020調査報告書発表 Chinese SEP report by Beijing Higher Court 2020 Oct 12

更新日:2020年11月12日

Beijing Higher People's Court released Investigation Report on Legal Issues and Countermeasures in Standard Essential Patent Proceedings on Oct. 12 in Chinese IP Economy magazine. Detailed report but in Chinese color.

Photo Credit: Shutterstock

【ジェトロ香港 知的財産部 松本部長からの情報提供】中国企業を当事者とする標準必須特許(SEP)を巡る訴訟が多発しているなか、国家重点知財施策のかなめの標準必須特許について、北京高級人民法院の興味深いSEP報告書がブログ誌「知産財経」に掲載されている。2020年版報告書ではさまざまなSEP事案が分析されており、Huawei v. InterDigital, Huawei v. SamsungではSEP権利者のHuaweiの主張がなぜ認められたか、差止に対する判断手法など興味深く読める。また、西電 v. SonyでSEP実施者のSonyがなぜ敗訴したか、民法上の誠実交渉義務なども参考になる。英国最高裁判例(グローバルレート)については強い批判を行っている。地場有利のロジックは依然気になる。なお、今回の発表は10月12日であったが、同名の文書は既に2017年4月20日に発表されていたが、今回は内容を大幅に改訂している。

2020年版【独家发布】北京高院“标准必要专利诉讼案件法律问题与对策探析研究报告”2020-10-12 来源于 知产财经

http://www.ipeconomy.cn/index.php/index/news/magazine_details/id/1634.html

まだ日本語訳が出されていないので、Google翻訳に筆者校正をしたものを仮訳で載せる。

なお、この2020年10月12日研究報告書と、2017年に北京高級人民法院が出した「専利権侵害判定指南(2017)」との関連は不明である。


(参考)2017年版北京高級人民法院「専利権侵害判定指南(2017)」

JETRO日本語訳リンクと原文リンクを貼る。





 
 
 

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