IoT分野においてもパテントプール形成の動きが出てきた。11月9日パテントプールアドミニストレータの一社Sisvelが新たなCellular IoT(C-IoT) Patent Poolについてプレス発表を行った。
プレス記事リンク:
消費電力を抑えて遠距離通信を実現するLPWA(Low Power Wide Area) 分野はIoTのコアの部分でさまざまな技術規格(注1)競争しているが、そのなかで今回提案されたのはLTE-MとNarrowband IoT(NB-IoT)の2つの規格のパテントプールである。20社(注2)のライセンサーが同プールへの参加を決めたと発表されている。
料率も同時に発表されており、NB-IoTで一台あたり$0.66, LTE-Mでスマートメーターは$2, アセットトラッカーは$1.33と発表されている。
(注1)LoRaWAN, Sigfox, WiFi, MIOTY, Bluetooth, various mesh network technologies, etc, and combinations thereof(プレス発表より引用)
(注2)ASUSTek, Datang, Ericsson, ETRI, Innovative Sonic, JVCKENWOOD, KDDI, MediaTek, Mitsubishi Electric, NTT DOCOMO, Optis Cellular, Optis Wireless, Orange, Pantech, Shanghai Langbo, Sony Group Corporation, Telefónica, Unwired Planet