欧州委員会SEP意見募集記事(JETRO版)再掲 EU's SEP Consultation(Re-posting)
- 二又 俊文
- 2022年3月25日
- 読了時間: 2分
欧州委員会が先月2月15日に開始したSEPに関する意見募集について、JETROデュッセルドルフが記事掲載している。よくまとまった記事であるので再度引用させていただく。この意見募集は世界中からの意見募集となっており、今後欧州統一特許の下でのSEPの運用ルールとなる重要な位置付けであるので、今回の意見募集に応じてはいかがだろうか。回答しやすい選択肢のアンケート形式も取られている。
<JETRO記事引用>
欧州委員会、標準必須特許(SEP)に関するパブリック・コンサルテーションを開始
2 0 2 2 年 2 月 15 日 JETRO デュッセルドルフ事務所
欧州委員会は、2022年2月15日、標準必須特許(SEP)に関する証拠の募集とパブリック・コンサルテーションを開始した旨、ニュースリリース等にて公表した。 本ニュースリリースとパブリック・コンサルテーション等の概要は、以下の通りである。

Photo: Unsplash, Guillaume Perigois
1. 概要
欧州委員会は、SEP に関するライセンスの枠組の透明性と予測可能性を改善するため、利害関係者に意見や経験を求めている。 「証拠の収集」においては、現行のライセンスの枠組における特定された主要な問題に関するインプットを求めている。 「パブリック・コンサルテーション」においては、SEPライセンスと新しいSEPライセンスの枠組みの可能性に関する具体的な質問について、その透明性、公正、合理的、非差別的(FRAND)な条件でのライセンス、そのような制度の施行などについて意見を求めている。 欧州委員会は、「知的財産に関する行動計画1」で発表したように、透明性が高く、予測可能で効率的なSEP制度のための適切な条件を整えることを目指している。 現在、どのような特許が標準規格に真に必須であるか、そのライセンスは誰が所有しているのか、企業はそのような権利を取得するためにどのくらいの金額を支払うべきなのか、あるいは得るべきなのかについては、ほとんど明確になっていない。今回の証拠の収集とパブリック・コンサルテーションは、近年のSEPに関する徹底的な評価に基づいている。
(以下 上記リンクを参照いただきたい)
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