top of page
検索

(米欧)Ericsson v. Appleその後 Ericsson v. Apple in Germany and UK

EricssonとAppleの間のライセンス交渉は各地で訴訟が拡大している。現在米国、ドイツ、英国、オランダ、ブラジル、コロンビアと多くの管轄で繰り広げられているが、特にドイツでの特許権侵害訴訟ではAppleは極めて不利な状況にある。Appleは各地で反訴を行っている。


業界誌FOSSがそれらについて緻密に分析を行っているので、引用しながら整理する。

1)ドイツでのアップルの反訴(ミュンヘン、マンハイム地裁)

このドイツでの訴訟でAppleは史上初めて自社SEPでEricssonへの反訴Countersuitを行った。ミュンヘンI地裁(21st Civil Chamber)で提訴された特許はAppleがIntelより購入したもので、FRAND宣言されている。

EP3178199 Case no. is 21 O 1970/22. The first hearing (with the second one being a full trial) は来年2月15日 同特許はIntelによりFRAND宣言されていた5件のひとつ。

EP2946486 Case no. 21 O 3471/22 .The first hearingは来年3月1日


Appleはさらにマンハイム地裁でも反訴を行っている

Case no. 2 O 9/22 , EP2945332 これはNon-SEP特許

2)米国ITC(International Trade Commission)への対抗提訴

Ericssonが求めているAppleへの差止(import ban)に対抗して、AppleはmmWaveに関する2ファミリーの特許でEricssonを1月19日提訴。complaint no. 337-TA-3599

3)英国での訴訟UPDATE

(日高誓子英国弁護士よりUPDATEを頂いたので引用する。)

Ericssonは4G/5Gのセルラー特許4件(EP2198550, EP2506479, EP3245744, EP3453212)で、英国高等裁判所に先月6月6日提訴し、グローバルライセンス条件の設定またはAppleがFRANDライセンスを受け入れるまで英国での差止を求めた。ただ、Appleは裁判所が設定するグローバルライセンス条件を受け入れる約束を依然拒否している。これはAppleが従前Optis v. Apple事件でとったAppleの行動と同じである(Optis v. AppleではAppleが敗訴)。


 
 
 

最新記事

すべて表示
自民党知財戦略提言を読む――欠けていた「SEP」という一語 LDP's IP & Standards Proposal: Everything but SEP

June 29, 2026 by Toshi Futamata 1. 提言の概要(ファクト) 2026年6月25日、自由民主党知的財産戦略調査会は、知財戦略を成長戦略および経済安全保障政策の「根幹」に位置づける提言を取りまとめ、内閣総理大臣に申し入れた(提言本体は令和8年5月26日付)。キャッチコピーは「ビジネスで勝つ知財へ」。出発点となる問題意識は、日本がこれまで繰り返してきた「技術で勝ってビジ

 
 
 
Huawei、Wi-Fi 7レートを発表—その背景 Huawei's Wi-Fi 7 Rate: Transparency, Pools, and the Litigation Behind It

June 26,2026 by Toshi futamata Wi-Fiの現在の主流はWi-Fi 6であり、Wi-Fi 7の消費者向け実装が本格化するのは2027〜2028年頃と見られている。それに先行して、2026年はキャリア層でWi-Fi 7の採用が加速する年と位置付けられている。 2026年6月18日、Huaweiはサンディエゴで開催されたIPBC Global 2026の場で、コンスーマー

 
 
 

コメント


今年も年一回のグローバルSEPワークショップが、日本弁理士会との共催で実施されました

© SEP Research Group in Japan created with Wix.com

bottom of page