top of page
検索

(日) 経産省SEPライセンス交渉指針と日経報道 METI’s SEP license guideline press release

経産省が「標準必須特許のライセンスに関する誠実交渉指針」の周知や相談窓口での活用の方針を決定したとするプレスリリースを本日16日発表した。


その発表によれば「本年3月31日に公表した『標準必須特許のライセンスに関する誠実交渉指針』(誠実交渉指針)について、海外当局や司法関係者へ周知するとともに、今後、独占禁止法の不公正な取引方法に関する相談窓口において、相談への対応や不公正な取引方法に該当するおそれの有無に関する検討に活用することを決定しました。」


このプレスリリースをうけ、日経新聞電子版(5月15日)も

「特許紛争の交渉指針、経産省が独禁法違反の通報に活用」

との記事を掲載し、METI指針を独禁法違反摘発のトリガーとなると解説している。


(解説)欧米におけるSEP議論では権利者と実施者のバランスをどう取りながら、イノベーションを創出するためのSEPの意義を考えるかための複雑な利益調整まで議論されているが、本日の報道発表は我が国のポリシーはSEP実施者寄りに舵取りをしようとしているかの印象を与えるだろう。

 
 
 

最新記事

すべて表示
2026年前半で最も読まれた記事 Most Read Articles in the First Half of 2026

July 4, 2026 by Toshi Futamata 2026年も折り返し地点を過ぎました。そこで今回は上半期で最も読まれた記事をまとめました。 今年前半で一番の注目を集めたのは、やはり東京地裁におけるPantech v Google判決を受けて、今年1月に出た「標準必須特許(SEP)に基づく特許件侵害訴訟の審理要領」、と「SEP調停(SEPJM: SEP Judicial Mediati

 
 
 
自民党知財戦略提言を読む――欠けていた「SEP」という一語 LDP's IP & Standards Proposal: Everything but SEP

June 29, 2026 by Toshi Futamata 1. 提言の概要(ファクト) 2026年6月25日、自由民主党知的財産戦略調査会は、知財戦略を成長戦略および経済安全保障政策の「根幹」に位置づける提言を取りまとめ、内閣総理大臣に申し入れた(提言本体は令和8年5月26日付)。キャッチコピーは「ビジネスで勝つ知財へ」。出発点となる問題意識は、日本がこれまで繰り返してきた「技術で勝ってビジ

 
 
 
Huawei、Wi-Fi 7レートを発表—その背景 Huawei's Wi-Fi 7 Rate: Transparency, Pools, and the Litigation Behind It

June 26,2026 by Toshi futamata Wi-Fiの現在の主流はWi-Fi 6であり、Wi-Fi 7の消費者向け実装が本格化するのは2027〜2028年頃と見られている。それに先行して、2026年はキャリア層でWi-Fi 7の採用が加速する年と位置付けられている。 2026年6月18日、Huaweiはサンディエゴで開催されたIPBC Global 2026の場で、コンスーマー

 
 
 

コメント


今年も年一回のグローバルSEPワークショップが、日本弁理士会との共催で実施されました

© SEP Research Group in Japan created with Wix.com

bottom of page