(米欧)クリスマスを前に2つの事件 Daimler+Avanci, Apple v. Ericsson
- 二又 俊文
- 2021年12月24日
- 読了時間: 1分
クリスマス直前には「最後の追い込み」ゲームが起きるのが常だが、今年の2つの大きな出来事を専門誌FOSSパテントが報じている。
1)ダイムラーがAVANCIのパテントプールに加入(12月22日)
ノキアをはじめとする個別ライセンス交渉や訴訟を行なっていたダイムラーで、訴訟の末、本年7月1日にはノキアと個別ライセンス契約を締結するなどしていたが、結局47社の権利者が加入するAvanciのパテントプールに加入することを決定した。このライセンスは4Gまでをカバーすると報じられている。FOSS氏は多額の費用の末の周り道の無駄遣いとダイムラーを批判している。
2)アップルとエリクソンのライセンス更改交渉が決裂(12月18日)
両者は訴訟に再び突入した。
12月17日Appleはテキサス東地裁で提訴。5Gを含むライセンス交渉は続けられていたが、更新交渉期限の年末を前に両者の訴訟が勃発した。
参考関連報道(日本語) https://iphone-mania.jp/news-428206/

Photo: Wix
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