EUのSEP新法制についての最新の動向を伝える。
新SEP 法案は今年1月24日欧州議会の法務委員会(JURI)で採決されたあと、
本会議で同2月28日で承認された。その後欧州委員会(EC)で新法案を推進していたThierry Brenton 委員が退陣し、その後を欧州議会選挙を経たEU 理事会で審理される予定であった。
新法制SEP法案を成立させるためには手続きとしてEU理事会Counsil(注)第一読会(1st. Reading)が開催され、そこで欧州議会で承認された法案を承認かの審理が予定されていた。しかし、欧州委員会(EC)委員で法案推進派のMarkus Kicia氏の期待とは裏腹に、Counsilでは新法案についての議論は行われなかった。その様子を知財業界ブログIPFRAY(12月5日付)が伝えている。
IPFRAY 12月5日
(注)EU理事会(閣僚理事会) Council of the EU
加盟27カ国の担当大臣で構成され、2024年後半はハンガリーが議長、2025年前半はポーランドが議長。法案を審議し、承認する。
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