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(英) 英国でのSEP裁判と情報開示 British SEP cases in confidentiality issue
ライセンス交渉においてはSEPに限らずライセンサーとポテンシャルライセンシーとの間にはいわゆる「情報の非対称(Information Assymetry)」が存在する。通例ライセンサー側の情報量が、ライセンシーの情報量よりも多い。すなわち、シーの方は自分に提示されているロイ...

二又 俊文
2022年2月7日読了時間: 2分
コネクテッドカー係争についての日経新聞記事 Connected car dispute in Japan(Nikkei)
昨日(2月2日)の日本経済新聞朝刊はその一面トップで「ノキアなど通信48社、車の特許料要求 トヨタなど3社につながる車、技術戦略に転機」と報じた。https://www.nikkei.com/article/DGKKZO79770780S2A200C2MM8000/...

二又 俊文
2022年2月4日読了時間: 2分


(米)DOJ SEPライセンスポリシー意見書募集(続)DOJ 2021 Policy Statement Update
昨年12月6日から始まり、締切(2月4日)直前の米国司法省(DOJ)の2021 Public Statementに対する意見書募集(注)であるが、米国内では賛否両論が激しくなっている。今回のPublic Statement(PS)はSEPのライセンス交渉とその救済のあり方に...

二又 俊文
2022年2月3日読了時間: 2分


LES 記事「SEPに関するコネクテッドカー紛争」転載 ”Connected Cars and SEP Litigations” LESJ Article
日本ライセンス協会月刊誌 LES JAPAN NEWS, Vol.62, No.4, December 2021(p.2-p.10)に先月発表された「SEP(標準必須特許)に関するコネクテッドカー紛争〜当事者の対立から見えるもの〜」 二又俊文・松永章吾共著。LES転載許可に...

二又 俊文
2022年1月26日読了時間: 1分


経産省SEPライセンス取引研究会 意見募集 METI requests public comment on SEP licensing negotiation
経済産業省におけるSEP取引に関する研究会(正式には標準必須特許のライセンスを巡る取引環境の在り方に関する研究会)の議論はこれまで非公開で6回続けられており、その議論の一端は7月26日中間報告書という形式で公表されている。研究会は継続しているが、指針案のドラフトなどは今回提...

二又 俊文
2022年1月25日読了時間: 2分
Ericsson v. Apple訴訟がさらに拡大(続) Enlarged Litigation Ericsson v. Apple(Continued)
昨日米国でのEricsson v. Apple訴訟がITCでの輸入差止まで拡大していることを報じたが、両者の紛争が欧州ほかでも拡大を続けていることが21日付で業界誌JUVEで報じている。 https://www.juve-patent.com/news-and-storie...

二又 俊文
2022年1月23日読了時間: 1分


Ericsson v. Apple訴訟がさらに拡大 Enlarged litigation between Ericsson v. Apple
昨年から続くエリクソンとアップルの訴訟がさらに拡大をしていることを業界ブログFOSS Patentsが詳報して いる。”Apple countersues Ericsson, seeks U.S. import ban against mobile base...

二又 俊文
2022年1月20日読了時間: 2分


(米)DOJの新SEP声明案をめぐる対立激化 Property Rights Groups Urge DOJ to Withdraw Policy Statement on SEPs
「2019年に出されていたDOJ/USPTO/NIST共同SEP声明」の見直しをめぐる論争が一段と激しくなってきた。2019年共同声明は、SEPといえども他の特許権同様の保護を受けられるとしたもので、SEP権利者寄りのものであったが、Biden政権になり昨年7月の大統領令で...

二又 俊文
2022年1月18日読了時間: 2分
(欧米中)年末から年始への越年SEP訴訟3件 3 Major SEP cases over the year 2021/2022
SEP関連の訴訟は年末に大きな事案が相次いだ。越年した注目訴訟3件を整理する。 1. Ericsson v. Apple エリクソンとアップルの係争。両者のライセンス更改交渉が決裂し、エリクソンがテキサス東地裁で2021年10月4日に提訴、さらにアップルも12月17日に提...

二又 俊文
2022年1月10日読了時間: 1分
(米英)SEPに関する意見書募集について(続報) Public comments on SEP Policy at US-DOJ and UK-IPO(Cont.)
現在2カ国でのSEP関連の意見書募集が進行しているがその続報をお伝えしたい。 1)米国DOJ(司法省)締切日2月5日まで延長 昨年12月6日DOJは”Public Comments Welcome on Draft Policy Statement on Licensing...

二又 俊文
2022年1月7日読了時間: 2分


(中)中国5G+SEP最新報告書(続報)China 5G+ SEP Report of CAICT
JETRO香港の松本部長より貴重な中国情報の提供を受けたので紹介する。 中国にとり5Gに続く5G+(5G Advanced)はこれからの重要戦略分野であり、この分野でのライセンスや訴訟やパテントプールの行方を考えるため最新動向をまとめたレポートがCAICT(中国信通院)から...

二又 俊文
2022年1月5日読了時間: 6分


新年のご挨拶とAvanci関連ニュース
新年明けましておめでとうございます。 SEP研究会のWEBページをご訪問いただきありがとうございます。この一年世界のSEP動向の動きが目まぐるしかったこともあり、望外に多くのWebサイト訪問をいただきました。 本年もかわらず世界各地で起こるSEPの注目動向を丁寧に追いかけて...

二又 俊文
2022年1月3日読了時間: 2分


(米欧)クリスマスを前に2つの事件 Daimler+Avanci, Apple v. Ericsson
クリスマス直前には「最後の追い込み」ゲームが起きるのが常だが、今年の2つの大きな出来事を専門誌FOSSパテントが報じている。 1)ダイムラーがAVANCIのパテントプールに加入(12月22日) http://www.fosspatents.com/2021/12/daiml...

二又 俊文
2021年12月24日読了時間: 1分


(中)5G-SEP政策のあり方を巡る検討会 Chinese 5G-SEP policy conference held in Beijing
香港情報専門筋より貴重な情報をいただいたので紹介する。 中国においてもSEPの政策のあり方をめぐる議論が矢継ぎ早に行われているが、中国の政策の影響力を有する専門家が北京に集まりSEPの政策について討議した。独禁法の適用にも多数の言及があり、実施者寄りの方向性での一致した発言...

二又 俊文
2021年12月16日読了時間: 10分


(英)英国特許庁、SEPに関する意見募集開始 Call for views on SEP framework to UK-IPO
12月7日 米国DOJ(司法省)のSEPポリシーへの意見募集と相前後してUK-IPO(英国特許庁)もSEPとイノベーションへのインパクトについての意見募集を開始した(締切は来年3月1日)。詳細で広範な質問も加えられており、英国におけるイノベーション政策の核としてSEPを正面...

二又 俊文
2021年12月14日読了時間: 4分


(米)SEPに関するDOJ-USPTO-NIST共同文書改訂ドラフトへの意見募集開始② Open comments on New Guidelines(draft) of DOJ
DOJ(司法省)共同文書改訂ドラフトへの意見募集も同時に開始された。意見募集は30日後の1月5日まで行われる。募集要項のリンクは https://www.justice.gov/opa/pr/public-comments-welcome-draft-policy-stat...

二又 俊文
2021年12月9日読了時間: 2分


(米)SEPに関するDOJ-USPTO-NIST共同文書改訂ドラフト発表① DOJ announced revised SEP joint statement (draft)
12月に入り、世界各国で進められているSEPに関するさまざまな議論の整理文書が相次いで見えてきた。米国、欧州、中国、日本でそれぞれ動きがあるが順次報道する。 まず米国について大きな動きがあった。まず米国DOJ-USPTO-NIST共同文書改訂ドラフトの発表と、DOJより意見...

二又 俊文
2021年12月9日読了時間: 4分


(中)SEP管轄権異議訴訟でシズベルも敗訴し、OPPOと和解 Sisvel lost jurisdiction case and reconciled with OPPO in China
ASI(外国訴訟禁止令、中国語で「禁訴令」)とも密接な関連のある裁判管轄権の争いであるが、中国でOPPOが再び勝利した。既報のようにOPPO v. Sharpでも最高人民法院はOPPOの主張を認め、深圳中級人民法院に裁判管轄権を認めたが、その後OPPOはシズベルとも訴訟でも...

二又 俊文
2021年12月7日読了時間: 2分
(米)IEEEでの意見募集結果発表 IEEE Call for comments on 2015 policy result announced
(SEP研究会会員からの情報提供)本年8月24日〜10月15日まで実施されたIEEE2015年版特許ポリシー修正に関する意見募集(注)の結果(全291ページ)が11月15日公表され、全文が公開されている。https://grouper.ieee.org/groups/pp-...

二又 俊文
2021年12月2日読了時間: 1分


(日)日本知財学会とコラボセミナー(学術研究発表会)「SEPを巡る激動の一年〜ASIとその影響」Joint session with IPAJ for SEP one year review
11月27日・28日に開催された日本知財学会第19回年次学術研究発表会に、本年もSEP研究会はコラボ参加し、企画セッション「SEPを巡る激動の一年〜ASI(外国訴訟禁止命令)とその影響」で講演とパネル討議を行った。https://www.ipaj.org/workshop/...

二又 俊文
2021年11月28日読了時間: 3分