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(韓) Qualcommの韓国最高裁での敗訴確定 Korean Supreme Court upholds Qualcomm fine
韓国ではクアルコムのモデムチップについてSEP、Non-SEPのポートフォリオのライセンスをめぐり二つの係争(2009年事案、2017年事案)がある。後者は2017年1月韓国公正取引委員会(KFTC)がクアルコムに命じたライセンス条件の是正命令と課徴金(1兆ウォン、約100...
toshifutamata0
2023年4月15日読了時間: 2分
ドコモがサムスンとのSEP契約締結を発表 DoCoMo announced SEP license to Samsung
NTTドコモは4月10日サムスンと5Gを含むSEPのライセンス契約を締結したことを発表した。 https://www.docomo.ne.jp/info/news_release/2023/04/10_00.html ドコモは1万件のSEPを保有し、そのライセンスは個別契約...
toshifutamata0
2023年4月15日読了時間: 1分


(中) 業界標準を巡る旧日立金属事件続報 Hitachi Metal case in China update
昨年当ブログ(注1)でも2回にわたり報じた日立金属(現プロテリアル)と中国企業4社とのネジウム磁石をめぐる業界標準規格特許の係争で追加情報があったのでUPDATEを行う。 (注1) 2022年3月7日ブログ https://ipr-study.wixsite.com/sep...

二又 俊文
2023年4月7日読了時間: 2分


(論考)「標準必須特許のASI (禁訴令)を巡る国際紛争」(Paper)Multiple Dispute over ASI of SEPs in China
「標準必須特許のASI (禁訴令)を巡る国際紛争 ──中国で多発したASIの背景と今後の展望──」 Multiple Dispute over ASI of Standard Essential Patens—Present and Future 二又俊文・松本要共著...

二又 俊文
2023年4月4日読了時間: 1分
(欧) EU新SEP法制案が判明(2) Draft EU SEP rules revealed(2)
ECが準備中のSEPに関する法制案の全文は現在まだ公表されていないが、著名知財ブログのFOSS PatentsでFlorian Mueller氏がその内容を非公式概要版(10頁)で発表した。それをみると今回のEU法制案の内容は予想以上に膨大な施策が記載されていることがわかる...

二又 俊文
2023年3月31日読了時間: 2分


(欧) EU新SEP法制案が判明(1) Draft EU SEP rules revealed(1)
欧州委員会(EU-DG-GROW)の新SEP法制案の発表は来月(4月26日World IP Day)に予定されているようであるが、その案が今回明らかになり波紋を世界中のSEP関係者に与えている。 ロイター報道 https://finance.yahoo.com/news/e...

二又 俊文
2023年3月30日読了時間: 2分


(中)Huawei(華為)攻勢拡大:Xiaomi(小米)に対し特許侵害行政裁決を請求 Huawei v. Xiaomi in China
米中貿易摩擦など経営上の「冬の時代」にあり、危機感を強めている華為(Huawei)は昨年後半から自社の知財ポートフォリオを活用し、知財攻勢を世界中で強めている。たとえば欧州ではモバイル特許でStellantis(マンハイム地裁、ミュンヘン地裁),...

二又 俊文
2023年3月27日読了時間: 3分


(英)FRAND料率に関する英国高等法院判決(2)InterDigital v. Lenovo in UK(2)
今回判決ではどうFRANDレートを算出するかの手順と手法が詳細に検討されているが、もう一つ注目される点がある。Statute of limitations(時効)である。英国を含め多くの国では6年間が適用されているが[523, 531],...

二又 俊文
2023年3月22日読了時間: 2分


(英) FRAND料率に関する英国高等法院判決(1) InterDigital v. Lenovo in UK (1)
インターデジタル社(IDC)とレノボ社(Lenovo)とのSEPを巡る交渉は2008年から足掛け14年にも及ぶ長期交渉だった[判決文154]。IDCはいわゆるNPEで開発とライセンス供与のみで事業を行う米国企業、Lenovoは携帯端末事業を2014年にMotorolaから、...

二又 俊文
2023年3月21日読了時間: 4分
(日) SEP研究会ワークショップ実施報告(3) SEP Workshop(3) China, India SEP landscape
中国におけるSEPの状況について遠藤誠弁護士(BLJ法律事務所)とインドにおけるSEPの状況についてAdarsh Ramanujan弁護士(Law Chambers of Adarsh Ramanujan)がそれぞれ講演していただいたファイルを2本公開します。 遠藤弁護士...

二又 俊文
2023年3月20日読了時間: 1分


(日) SEP研究会ワークショップ実施報告(2) SEP Annual Workshop(2) Global landscape
松永章吾弁護士(ゾンデルホフ&アインゼル法律特許事務所パートナー)が世界のSEP動向の総括を行った。そのプレゼン資料とスクリプトを公開する。 「2022年度 世界のSEP動向-誠実交渉についての裁判例の調和の進展ほか」 世界の主要な裁判例に基づく誠実交渉ルールを押さえる必要...

二又 俊文
2023年3月19日読了時間: 1分


(日) SEP研究会ワークショップ実施報告(1) SEP Annual Workshop 2023 held in Tokyo
3月15日 SEP研究会ワークショップ2023(公開イベント)が東京で120名を超える業界関係者参加のもと開催された。本年はSEP研究会の10周年にあたる節目となり記念行事として日本弁理士会との共催で開催された。杉村日本弁理士会会長、経済産業省基準認証政策課比良井課長の挨拶...

二又 俊文
2023年3月17日読了時間: 2分
(日) 内閣府知的財産戦略本部による「知財推進計画2023」策定への意見募集開始 Call for Public comments on IP Policy 2023 by Cabinet IP
募集期間:令和5年3月6日(月)~令和5年4月7日(金) https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=095230240&Mode=0...

二又 俊文
2023年3月8日読了時間: 1分


(米)SEPレート法案準備その後 Standard Essential Royalties Act(SERA)
米国で昨年11月にMicrosoft, Fordなどのロビイストが提案しているStandard Essential Royalties Act(SERA)法案提出の準備があったが、その後の状況をUPDATEする。 SERAの趣旨はASIなどの国際裁判管轄の対抗のため米国で独...

二又 俊文
2023年3月2日読了時間: 3分


(欧)欧州統一特許裁判所(UPC)6月1日発効が決定 UPC Agreement Ratification
ドイツの批准が済み、遅れていたUPC協定(Unified Patent Court Agreement)が2023年6月1日発効することが2月17日付けでUPC準備委員会のホームページで発表された。 https://www.unified-patent-court.org/...

二又 俊文
2023年2月25日読了時間: 1分


(日) SEPワークショップ2023 SEP Workshop 2023
SEP研究会10周年を記念して、日本弁理士会との共催でSEPワークショップを3月15日実施いたします。今回のSEPワークショップは3年ぶりにリアル開催となり、米国、欧州、中国、韓国、インドでのSEPを巡る状況を国内外の専門家と討議するオープンイベントです。まだ若干数の席があ...

二又 俊文
2023年2月15日読了時間: 2分


(欧) Wi-Fi6 Patent pool の進捗
通信まわりの規格のなかで現在注目されている規格は5GとWiFi 6である。 コアの規格であるため現在パテントプール推進の動きが行われているが、Wi-Fi6のパテントプール形成について昨年7月19日プール発足を宣言していたSisvelのその後の進捗発表(2月9日付)が注目され...

二又 俊文
2023年2月11日読了時間: 2分
(独)論考「最近の欧州SEP状況」latest Developments in the SEP Landscape by Dr. Ralph Nack
LES Japan NEWS連載中の世界のSEPシリーズの欧州編をドイツ弁護士Ralph Nack氏に執筆いただいた。本記事がLES Japanのご好意で転載許諾となっているのでここに転載紹介する。本文は英文であるが、内容の日本語要約を冒頭に加えた。LES Japan...

二又 俊文
2023年2月2日読了時間: 3分
(中)禁訴令に関する民事訴訟法の改正が国際論議を呼ぶ New Judicial battle regarding ASI by Amending Chinese Civil Procedure Law
ASI(中国語で禁訴令)は各国の裁判管轄権が国際的に対立する場面であるが、中国で頻発したASI事案はその後もWTOの場で欧米と中国との間で意見の対立が続いている。 そのような動きのなか、中国においてASIの法的根拠となっている民事訴訟法について新たな動きがでた。2022年1...

二又 俊文
2023年1月27日読了時間: 3分


(欧)Nokiaの5Gライセンス Noki's 5G License
業界専門誌FOSS(1月23日付)が伝えるところによれば、NokiaとSamsungは訴訟に至ることなく昨年末に満了していた5Gへのライセンスを更改した。前回(4年前)の更改のときは仲裁パネルにロイヤリティ決定を委ねたが、今回は話し合いで、サムスンがノキアに支払う形でのクロ...

二又 俊文
2023年1月24日読了時間: 1分